読書記録


ミステリーを中心とした読書記録※ネタバレ多数あり
by mysterylover
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※個人的な感想・評価(五つ星)です。
※ネタバレにつながる部分が多数あります。

<   2011年 07月 ( 13 )   > この月の画像一覧

i 鏡に消えた殺人者

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 ホラーのような印象を強く与えつつきっちり理詰めで事件が解決されており好印象。鏡に向かって消えていた血の足跡がカーペットごと部屋移動したためによるものだったというのはなかなかインパクトがあった。また、作品の最初に登場する小説が実は事実をまったく逆に描いたものであり、母親を殺して母親になりすました叔母の存在を暗示するものだったというのには大いに驚かされた。
★★★★(4)
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by mysterylover | 2011-07-31 16:38 | 今邑彩 | Comments(0)

そして誰もいなくなる

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 オマージュ作品としても楽しめ、犯人もそこそこ意外性があり、連続殺人の謎もそれなりに納得ができ面白かったな・・・と思っていると最後の最後でさらにもうひとどんでん返し。最初のほうに登場した脅迫電話の内容が実は連続殺人そのものとは関係がなく、死にかけた被害者と取調べをしていた警察官によるものというもの。警察が連続殺人によって脅迫者が殺されてしまうことを願うばかりに事件の真相に気付いていながらそれを暴かなかったというのも印象深かった。とにかく最初から最後まで楽しめる作品。
★★★★(4)
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by mysterylover | 2011-07-31 16:32 | 今邑彩 | Comments(0)

首鳴き鬼の島

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 親子逆転によるDNA鑑定を逆手にとった首無しトリックはなかなかよかったが、茜を初めとする登場人物たちの心情がトリック成立のためのご都合主義で処理されてしまっている感じが拭えなかった。特に茜はそんなに主人公のことが嫌いならほいほい島の取材に同行しないのでは?
★★★(3.5)
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by mysterylover | 2011-07-31 16:26 | その他著者 | Comments(0)

Another

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 いわゆるホラー小説だがしっかりミステリーとしても昇華されており久々に作者の力作を読めたな、という感想。綾辻ファン(アヤツジスト)としてはうれしい限り。学校の副担任=家の叔母さん、というメイントリックは十角館の殺人と同じだが伏線を含めうまくまとまっている。また、彼女が「死者」であることも、九官鳥の名前や「どーして?」「元気だしてね」というセリフ、祖父の「葬式はもう嫌だ」という発言などからしっかり推理できるようになっており非常にフェアな印象。後半はややばたばたするが物語としてもうまくできており、それぞれのキャラクターも魅力的だった。ぜひ次回作にも期待したい。
★★★★(4)
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by mysterylover | 2011-07-24 19:09 | 綾辻行人 | Comments(0)

花嫁のさけび

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 元妻の不審死をいかにもなにか隠していそうな夫。彼が主人公をも殺そうとしているのかと思ったが実際は最も事件に遠いところにいるように思われた主人公こそが一連の事件の犯人だったというどんでん返し。「完璧だった元妻と比べられるかわいそうな妻」を徹底的に描くことで彼女の心理を読者にミスリードさせる手腕はさすがと言わざるをえない。蛇とホースを見間違えるというのはややご都合主義に感じたし密室殺人のからくり自体は正直どうでもいい感じだったがこのメイントリックのきまりっぷりには脱帽だ。
★★★★(4)
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by mysterylover | 2011-07-24 19:02 | 泡坂妻夫 | Comments(0)

湖底のまつり

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 溺れているところを助けられ、情事の後消えた人物。そしてその人は既に一ヶ月も前に亡くなっているという。摩訶不思議な世界観が漂う作品に引き込まれていくと次の章でなんとその出来事が繰り返され、またまた謎が深まってゆくという構成。最初の情事の男性は実は彼の妻であった女性であり、彼女は夫を偲んで自分が彼の役を演じていたというどんでん返しには大いに驚かされた。途中で彼女がかつて女性とそういう仲になったことなども明かされるがそれでも分からなかった。その昔の恋人が男性のほうとつながりがあったと思わせるミスリードもうまい。消えた木箱の中にかつての彼女から送られた「男性器」が入っていた、「あなた、やわらかい」などの表現、直接的には描かれない情事、あらかじめ用意されていた女性ものの下着、女性が苦手な乞食が彼女に話しかけられ逃げ出す描写などなど伏線もしっかりはられており見事。見地の文で登場人物の名前が都合よく入れ替わるのが多少アンフェアと言えなくも無いが、それさえも飲み込んでしまう世界観がこの作品には確かにあった。
★★★★(4)
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by mysterylover | 2011-07-24 18:55 | 泡坂妻夫 | Comments(0)

0の殺人

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 「殺人者」とはこの4名のうち誰なのか、という問題が最初に作者から提示される。そしてその「殺人者」なる人物は章ごとに入れ替わり、しかも実際はだれも殺意を抱いていながらも殺人は行っていないというどんでん返し。タイトルの「0の殺人」とあいまってそのどんでん返しはなかなか印象的だったが、文章全体に漂う「軽さ」がたとえそれを狙ったものだとしても作品を薄っぺらく感じさせてしまっているように思った。速水兄弟のどたばた探偵劇にはようやく慣れてきたが警察がそんなぺらぺら一般人に協力を要請するか・・・?とかつい野暮なことを言いたくなってしまう。
★★★(3.5)
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by mysterylover | 2011-07-24 18:39 | 我孫子武丸 | Comments(0)

闇の底

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 途中で犯人=かつての性犯罪者というのが分かってしまい、そのままどんでん返しもなく終わってしまい「あれ?これで終わり?」という印象。刑事が犯罪を引き継ぐというラストもその後事件を起こしていないことから中途半端な印象で、これが先の作品であったら江戸川乱歩賞受賞はなかっただろうなと思った。
★★★(3)
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by mysterylover | 2011-07-16 17:07 | 薬丸岳 | Comments(0)

天使のナイフ

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 殺されたかけた人物が実は犯人、というのは割とよくあるパターンだがその少年の小物感が半端なかったのでまんまと騙された。バイトメンバーは怪しいと思っていたが女より男に目がいってしまっていた。少年犯罪という難しいテーマを扱いながら、主人公が妻を少年犯罪で亡くしつつも実はその妻はかつて子どもの頃犯罪に関わっていたという事実を打ち出すことで、被害者側からも加害者側からも説得力のあるものに仕上がっている。少年犯罪者たちを擁護している弁護士が実はかつて少年犯罪を行っていたというのもよいスパイスになっていた。
★★★★(4)
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by mysterylover | 2011-07-16 17:03 | 薬丸岳 | Comments(0)

“It”と呼ばれた子

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 タイトルに惹かれてなんとなく手に取ったが怖いもの見たさ感覚であっという間に読了。
★★★★(4)
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by mysterylover | 2011-07-16 16:57 | その他著者 | Comments(0)


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