読書記録


ミステリーを中心とした読書記録※ネタバレ多数あり
by mysterylover
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※個人的な感想・評価(五つ星)です。
※ネタバレにつながる部分が多数あります。

カテゴリ:乾くるみ( 7 )

セカンド・ラブ

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初読後→「同一人物だったとか普通に分かってたわ!つまんない恋愛小説読ませやがって!」
解説サイト読んだ後→「え?最後の正明死んでるの!?春香が霊が見えるって言ってたのはこのためか!最初の新郎も正明じゃない!?やられた!」
・・・なんかイニシエーション・ラブの時もこんな感じだった気が。自分の読解力のなさはさておき、この解説サイトの人って本当に何者なんだろうと思ってしまうほど読み込みが深い。ただただ感心し、ありがたくその恩恵を受けている。それにしてもこの作者の登場人物は男も女もビッチ度が高いなぁ・・・あえてそうしているのかもしれないが。
★★★(3.5)
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by mysterylover | 2013-05-24 17:19 | 乾くるみ | Comments(0)

リピート hondana

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 10ヵ月前の自分に戻り、人生をやり直せる―そんな誘いを受けた主人公たちは周囲の人間にはそのことを隠し「リピーター」となった。馬券で儲ける、受験をやり直す、日常のトラブルを事前に察知して回避する―そんなリピーターの特権を生かしていく登場人物たち。しかし、突然起こるリピーターたちの連続死。これは一体―!?設定も展開も面白く、久しぶりに小説の世界に没頭する幸せを感じることができた。リピーターを誘った風間がメンバーに何らかの恨みを抱いており、殺すためにリピートに誘ったのではないか?と推理したのだが真相はまったく違うものだった。選ばれたメンバーはかつて風間たちによって本来の運命である死から命を救われたものだったのだ。この世界が反転するような逆ミッシングリンクを知ったときにはたまらない衝撃を受けた。リピートしていれば不老不死、みたいなことを言っていたが実際にはリピートした世界で死んでしまったら意味がないのだし、リピートに飽きてしまったと言いつつ繰り返す風間たちの心理はよく分からなかった。だったら競馬とかで一生遊べるお金を儲けてその後の人生に進んだほうがいいじゃん、と。あと最後池田は自分で飛行機の運転ができるなら1人でリピートしてしまえばよかったわけで、あえてリスクを冒してまで天童たちと一緒に行く必要はなかったのでは?と。まぁそんな疑問は残ったがとにかく面白い作品で夢中になって読んでしまった。
★★★★(4.5)
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by mysterylover | 2013-03-23 14:01 | 乾くるみ | Comments(0)

カラット探偵事務所の事件簿①

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 暗号や文字並べなどだるい話もいくつかあったがそれを除けばどれもそこそこ面白い短編集となっている。主人公(俺)=女性というのは最後の三角関係がなんたらの部分で気付いてしまった。それまでに伏線も特になくちょっととってつけたどんでん返し感も。
★★★★(4)
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by mysterylover | 2011-08-11 18:54 | 乾くるみ | Comments(0)

塔の断章

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 一読しても意味が分からずネタバレサイトをみてもどうにも理解不能な状態。メタ要素もありこの作者特有の倒錯感に翻弄された印象。文章も入り込みにくくどうにも魅力が感じられなかった。文庫本には説明が追加されているようなのでいずれそちらも読んでみるか・・・
★(1.5)
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by mysterylover | 2010-10-17 15:04 | 乾くるみ | Comments(0)

イニシエーション・ラブ

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 恥ずかしながら一読ではごく普通の恋愛小説、としか感じられず「え?どこがミステリーなの?」と思ってしまった。A面からB面に変わって主人公がずいぶ調子にのってしまったなぁ、あんなに純粋だった男性も自信がつくとこうも豹変してしまうものなのか、などという愚かな感想も。しかし、よくよく読んでみるとA面→B面と時間が流れているように見せかけているものの、実はA面とB面は同時進行で起こっていたことが分かる。そして同時にA面とB面の主人公は呼び名こそ共通すれ、まったくの別人であることも。時系列トリックと人物錯誤トリックが同時に仕組まれ、気持のいいほどさっくりと騙されてしまった。そうしてみて読んでみるとマユがいかにうまくA面とB面のそれぞれの「たっくん」を二股していたかなどが分かり「おぉ・・・!」と感銘してしまう。二人を呼び間違えてもいいようにA面の主人公にも無理やり「たっくん」というあだ名をつけたり、B面で子供をおろした後A面で便秘で調子が悪かったと言ったり、B面のたっくんにもらった指輪を別れた後A面でなくしたと嘘をついたり、B面でキャンセルしたホテルがA面で予約できたり・・・とその緻密に張り巡らされた伏線に驚愕・感動!他にも知識があればもっと多くの伏線に気づけるようになっているようだが、それは差し置いても十分に楽しめる作品であった。
★★★★(4)
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by mysterylover | 2009-11-19 23:34 | 乾くるみ | Comments(0)

匣の中

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 とにかく知識の披露部分が多く読んでいて疲れる。密室殺人の謎解きもどれもいまいちぴんとこないし、最初のものに限っては非現実的なもので図式までされていた構図は、真剣な話し合いはいったいなんだったのかという印象。どんでん返しであろうパートもとにかく入り組んでいて「・・・で?」という感想になってしまう。どうにもなじめない作品であった。
★(1.5)
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by mysterylover | 2009-11-19 23:12 | 乾くるみ | Comments(0)

Jの神話

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 女子学生の集まり、大人しく内気な主人公、カリスマ性をもつ美しい女生徒、主人公にせまる同性愛の誘い・・・最初は学園ものによくありがちな設定だな、という印象の話だった。しかし。その学園のカリスマだった女生徒が不審な死を遂げ、実は彼女の姉もまた同様の死を迎えていたこと、学園で自殺したクリスチャンの女生徒がいたことなどが明らかになるにつれ物語は盛り上がってくる。と、そこまではよかったのだが染色体がどうのこうのという専門的なくだりはどうにも受け付けにくく、話がSFの方向に向かっていってしまってからはどうにも興味が冷めてしまった。女生徒達が「ジャック」と呼んでひた隠しにしていたものが、実は犯人である同性愛者の医者が生み出してしまった、自ら意志を持ち女性の体に住み着く男性器であった、その物体が他の女性に移動するときに死んでしまったのが前述の二人の不審死の真相であった、などという結末は到底受け入れられるものではなかったし、気持ちが悪かった。女探偵として登場する人物も無計画に動き回った結果、犯人にいいようにされてしまっている無能さには驚かされるし(普通はいざというときの方法や助っ人を用意しておくものだと思うのだが・・・)、無駄に描写の細かい格闘シーンはあっけにとられるだけだったし、主人公と共に性欲に負けてしまうラストも気持ちが悪い・・・ミステリーだと期待して読んでしまったのが間違いであった。
★(1)
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by mysterylover | 2008-12-02 11:12 | 乾くるみ | Comments(0)


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