読書記録


ミステリーを中心とした読書記録※ネタバレ多数あり
by mysterylover
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※個人的な感想・評価(五つ星)です。
※ネタバレにつながる部分が多数あります。

奇面館の殺人

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 首なし死体、切断されフードプロセッサーで粉々にされた指、容疑者全員が仮面をかぶっている・・・という嫌でも「入れ替わり」を想像してしまう状況なのだがそれを逆手にとって、首がないのは被害者のかぶっていた仮面を利用するため、指を粉々にした&皆に仮面をかぶせたのは取っ組み合いになった際顔を引っ搔かれたのを隠すためというシンプルな真相なのが面白い。が、言ってしまえばこの作品で評価できるのはその点だけで「先代」が2代目と3代目で人によって認識が違う、とか館に招かれた客全員が被害者と同じ名前だった、とかの仕掛けは正直「それがどうかしたの?」という印象。やはりこのシリーズには十角館のような根底から世界を覆されるような圧倒的な衝撃を期待してしまうため肩透かし感は否めない。叙述トリックというものも知らなかった頃、たまたま手に取った一冊が十角館だったから、というだけでなくあれは自分の人生において至高の一冊だと思っていたため、好きな作家は?と聞かれたら真っ先に綾辻行人、次に歌野晶午と答えていたのだがいい加減順番を入れ替えるべきなのかもしれない。
★★★(3)
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by mysterylover | 2012-02-26 14:16 | 綾辻行人 | Comments(0)
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