読書記録


ミステリーを中心とした読書記録※ネタバレ多数あり
by mysterylover
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※個人的な感想・評価(五つ星)です。
※ネタバレにつながる部分が多数あります。

首無の如き祟るもの

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 首切り殺人のメイントリックは被害者と加害者の入れ替わりというごくシンプルなものながら、それを支えている男女の入れ替わり(災いを避けるために男として育てられた女、女として育てられた男+女性作家を装っていた男性)がうまく取り込まれていてそのどんでん返しの驚きをぐっと効果的にしている。小説に出てくる目撃証言をもとにした第一人称で語られる人物が犯人であるというどんでん返し、「小説」であるから目撃証言が事実とは限らないという強引さにはちょっとあっけにとられたが、これも最初に作者は犯人ではないと明言しておきながら途中で作者が入れ替わり、最後の作者は犯人であるというどんでん返しにつなげるためと思えばまぁ「あり」だろう。なによりメイントリックのインパクトが非常に強く今まで読んだこのシリーズの中でも最も心に残る作品となった。
★★★★(4.5)
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by mysterylover | 2011-05-29 17:59 | 三津田信三 | Comments(0)
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