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読書記録


ミステリーを中心とした読書記録※ネタバレ多数あり
by mysterylover
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メモ帳
※個人的な感想・評価(五つ星)です。
※ネタバレにつながる部分が多数あります。

遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?

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 「佐藤誠」というありふれた名前を利用して同姓同名の知り合いのアリバイを自分のものとして使った、という発想がユニーク。
 上司が娘を殺し自殺したという事実を隠すために、死因をわからなくするために首を切断したというのもなかなか面白い。
 この作品の執筆者が佐藤誠を慕っていた水谷育(獄中結婚しのちに佐藤育)であるというラストのどんでん返しにも驚かされた。結局育は佐藤誠に会えないまま死刑が執行されてしまうんだろうな、と思っていたが面会は「親族か弁護士にしか許可しない」の後者が無理となったら前者できたというわけだ。
★★★★(4)


# by mysterylover | 2019-03-24 21:11 | その他著者 | Comments(0)

ななつのこ

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 いわゆる「日常系ミステリ」で全体的に物足りない印象。短編1つ1つもそうだし、全体の繋がりもそう。
★★★(3)
# by mysterylover | 2019-03-04 00:51 | その他著者 | Comments(0)

月館の殺人

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 列車が実は走っていなかったというのにまずびっくり。いかにも怪しい人物だが最初に死体が見つかることで犯人ではないと思われた男が実は犯人、その後発見された死体は犯人が死ぬ前に殺していた、犯人の死は主人公による事故死というどんでん返しもよい。
★★★★(4)
# by mysterylover | 2019-02-18 19:05 | 綾辻行人 | Comments(0)

花面祭

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 日記の順番を入れ替え、「気絶した」の「絶」と「し」を指紋で消し「気付いた」だと思わせることであたかも不可能だと思える出来事が現実に起こったかのように仕組んだというのが見事。プロローグとエピローグの相似も四天王の章を読み、それぞれの女性を立体的に感じた後だと余計に鮮やかに感じられる。
★★★★(4)
# by mysterylover | 2019-02-12 22:29 | その他著者 | Comments(0)

ボクらのキセキ

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 赤城と青田が怪しい、赤城がふられたのが有亜なのでは?などと考えたが違ってよかった。悟の言い分も多少あっている部分があり、最後にどんでん返しがあるのかと期待していたので全部悟の妄想で片付いてしまったのは物足りなかった。最後の一文、「鞄の中で、携帯電話が鳴ったような気がした。」も意味深だが結局どんでん返しはないようだ。
★★★(3.5)
# by mysterylover | 2019-01-01 22:28 | その他著者 | Comments(0)

2

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 野崎まどのこれまでの作品がすべて「1」として成り立っており、この「2」に集約されているという凄さに戦慄した。
 特定の映画を観るためだけに自分の子供を育てた、最中と誤認させるために最中の友達の理桜(パーフェクトフレンドに通じる)と暮らしていた、主人公である「数多一人」は二見遭一が演じていた役である、人の心を読むもの(舞面真面とお面の女に通じる)への対抗策として心の中でも演技を続けてきた、死んだと思われた最原最早は彼女自身の人格を映す映画(アムリタに通じる)を使って不死の友達(死なない生徒殺人事件に通じる)が成り代わっていたものだった、御島鋳こそが最原最早であり、彼女は一人で子供を育て「神様」にしていた、最中が神様になれずに天使になるのは想定済みで神様と天使の映画を撮ることが最終目的だった、とどんでん返しの目白押し。最原最早がそうであるように、野崎まどもまた天才なのだと実感させられた。こんな素晴らしい作品に出会えたことを本当に幸せに思う。
★★★★★(5)
# by mysterylover | 2018-12-24 02:15 | 野崎まど | Comments(0)

小説家の作り方

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 まず「紫」はAIの「むらさき」の代理役、だから台詞のタイムラグがあったという偽の真相になるほどと思わせられた。そして、本当の真相、紫=むらさき(人間ではない)にさらに驚かされた。「この世で一番面白い小説」とはどんなものなのか、読んでみたいようなみたくないような。
★★★★(4)
# by mysterylover | 2018-12-02 23:22 | 野崎まど | Comments(0)

舞面真面とお面の女

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 不思議な面をつけた少女の正体は遺産管財人と見せかけて実は化物というとんでもないおち。だが伏線もしっかりとはられており、野崎まどワールドに翻弄される愉悦を感じた。
★★★★(4)
# by mysterylover | 2018-11-20 01:44 | 野崎まど | Comments(0)

メーラーデーモンの戦慄

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 携帯のバイブと思わせておいて、大人のおもちゃのバイブ、らいちがM女を調教して自白させるなどエロミス健在。ツイッターのことを知らなかった藍川が上から順に読むものだと思っていたせいで知らず知らずのうちに叙述トリックが仕掛けられているというのが見どころか。その頭文字をあわせるとらいちから藍川へのメッセージになっているというのもなかなか。ガラケーは不良債権だから撤退する名目を得るためにガラケー使用者を殺害予告メールを送ったうえで殺した、という動機もぶっ飛んでいて面白い。作中には今までのらいちシリーズが色々出ており、それを忘れていると理解できない部分も。
★★★(3.5)
# by mysterylover | 2018-10-28 23:59 | 早坂吝 | Comments(0)


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