読書記録


ミステリーを中心とした読書記録※ネタバレ多数あり
by mysterylover
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メモ帳
※個人的な感想・評価(五つ星)です。
※ネタバレにつながる部分が多数あります。

散りしかたみに

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 歌舞伎に詳しければもっと楽しめたのかもしれない。
★★★(3)
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# by mysterylover | 2018-06-03 02:44 | その他著者 | Comments(0)

インシテミル

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 好物のクローズドサークルものだったこともあり、楽しく読むことができた。実写化版はひどい出来だっただけにあまり期待していなかったのだがいい意味で裏切られた。しかし、白夜行といい本作といい原作レイプものの実写化には本当に嫌気がさす。
 一人目の死が他殺に見せかけた自殺(起爆剤としての役割・サクラ)というのもいいし、十二人に対して十三の凶器の謎の真相が持ち込んだ化粧品の瓶を薬殺目的のものと見せかけたというのも面白い。
 須和名は怪しすぎて逆に犯人ではないだろうと思っていたがその真相はちょっと物足りなかったかな。なぜ自分だけは安全圏にいると思えるのかも謎のままだったし…
 また、狂気的ともいえる犯人=関水がなぜ十億という金額にそこまでこだわったのか、自らの命まで犠牲にしようとしたその理由が明かされないのも残念。「あたしが、ここで十億稼がないと…。みんな、死んじゃう。何人も、何人も…」という意味深な台詞があるだけにそこの説明は絶対ほしいところだ。さらに、「全てが終わった後、関水は、何も告げずに家を出た。一振りのナイフを手に。」の真相も明かされていない。この点はなんとも消化不良である。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2018-05-27 23:29 | その他著者 | Comments(0)

配達あかずきん

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 元書店員ならではの目線で描かれた日常系ミステリー。知っている本のタイトルが出てきて、それらをあわせるとSOSのメッセージになっているという「パンダは囁く」がよかったかな。
★★★(3.5)
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# by mysterylover | 2018-05-20 23:36 | Comments(0)

空飛ぶ馬

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 読書好きで礼儀正しくて家族思いの主人公の姿に背筋をピンと伸ばしたくなる。探偵役である円紫さんとの関係性もいい。私が気に入ったのは「砂糖合戦」と「赤頭巾」である。
 「砂糖合戦」は少女たちはなぜ砂糖をどんどん紅茶に入れていたのか?というミステリー。モデルは嫌がらせで飲み物に砂糖を入れられることがあるというのを聞いたことがあるがさにあらず。砂糖瓶の量を減らし、そこに塩を入れることで店主への嫌がらせをしたかったのだという真相。
 「赤頭巾」は絵本作家の女性が書いた独自の「赤頭巾」の絵本をヒントに不可思議な赤頭巾の少女の存在は彼女による妄言、不倫相手の妻であるほくろさんへの優越感の表れから創作された作り話だったという真相が解き明かされる。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2018-05-07 21:41 | その他著者 | Comments(0)

探偵が早すぎる

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 橋田=探偵は早い段階で予測できたが、探偵が事件が起こる前にそれを防ぐというコンセプトは斬新でよかった(連続殺人事件などで探偵が全然犯人を指摘せず、どんどん殺されていってしまうのを揶揄っている作品もあったしそれも一理あると思うので)。
 登場人物の偏食っぷりを示す描写がやたら多いとは思っていたが、全ての料理を残さず食べた者だけが死ぬように各料理に少しずつ毒を盛っていたというのもインパクトがあって面白かった。
 ずっと怪しいと思っていた主人公の友達2人は結局ただのいい奴らだったし、橋田とのハートウォーミングな終わり方も悪くはなかった。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2018-05-05 18:37 | 井上真偽 | Comments(0)

7人の名探偵

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 すごい面子がそろっていると思う。が、正直どの作品もぱっとしない。
 麻耶雄嵩の作品「水曜日と金曜日が嫌い」はタイトルの意味が最後まで分からなかった。解説も求む。
 綾辻行人の「仮題・ぬえの密室」は綾辻と信仰のある我孫子武丸や法月綸太郎、妻の小野不由美が登場し、素顔の彼らを知ることができるのは興味深い。ただ、作中ですごいすごいともてはやされている幻の作品が結局明らかにされないのはずるいとしかいいようがない。その作品のことを都合よく皆が忘れていたというのもご都合主義がすぎる。あとこの作者、「胡乱な」って表現ほんと好きよね(笑)
★★(2)
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# by mysterylover | 2018-04-14 20:20 | その他著者 | Comments(0)

十二人の手紙

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 手紙を使った短編がたくさん出てきてそのどれもがちょっとしたどんでん返しで終わっている。
 プロローグにつながるエピローグではそれまでの短編に出てきた登場人物たちが集結するのだが、正直あまりその必要性は感じられなかった。全ての短編がつながって伏線が回収されるーみたいなことを期待していると肩透かし。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2018-04-14 20:14 | その他著者 | Comments(0)

生ける屍の死

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 「死者が復活する」という特殊な設定を生かした本格ミステリー。探偵役のグリンだけが生者に成りすましている死者かと思いきや、ほかにも生者に成りすました死者がいたというどんでん返し。伏線もしっかりはられており、最後に一気に盛り上がる。遺産を相続するために被害者(死者)自身が死亡時刻を遅らせるトリックを使っていたというのも面白い。死者が復活する世界における殺人の意義(犯行動機)が被害者が復活するかどうかを確認するため、その人物の罪が赦されるかどうかを確認するため、という宗教的理由だったのも本作ならでは。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2018-03-16 01:22 | その他著者 | Comments(0)

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

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 相変わらず文章のほとんどが伏線と言っていいほど多くの伏線が張り巡らされている。多くの伏線が仮説に用いられ、また多くの伏線がその否定に使われる。
 登場人物の魅力も相変わらずで、フーリンがいきなり(16頁)デレすぎじゃない?と思いきや子供に睡眠薬を飲ませていたりで裏切らない。
 そして今回なんとも驚かされたのが、犯人はフーリンであると彼女自身が(内心で)認めていることである。それに対して上笠がどう対応するのかといえば、彼女が犯人だと気付いてかばうわけでもなく、しかし彼女の犯行自体は「その可能性はすでに考えた」上で否定するというのだから面白い。
 頭が痛くなるような「実行犯の組み合わせパターン」を表にまでして否定した上笠が真相(花嫁の父親が犯人。二人分の砒素を盛り、自らは服毒死。)に気づかなかったというのは少し弱い気もするが、花嫁の父親が別人にすり替わっていたというのも伏線がしっかりはられており、「追い出し土下座」や「嫁親詰り」の設定がうまくいかされている。
 フーリンと上笠のイチャイチャシーン(笑)もラスト(259頁)にしっかりと用意されておりこのシリーズのファンとしても嬉しい限り。ぜひ続編を期待したいものだ。
 余談だが、今回の表紙でフーリンの外見が示されたのもよかった。「とんでもない美女」「贅肉のついた体」などと評されているがなるほど肉感的な美人で納得した。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2018-03-05 03:33 | 井上真偽 | Comments(0)


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