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読書記録


ミステリーを中心とした読書記録※ネタバレ多数あり
by mysterylover
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メモ帳
※個人的な感想・評価(五つ星)です。
※ネタバレにつながる部分が多数あります。

名探偵に薔薇を

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 第2部で語り手が変わったため、第1部の語り手が怪しいと思っていたらやっぱり!・・・と思わせておいてのさらなるどんでん返し。事件は名探偵を呼ぶために作られた、という真相は解説同様、他で使われてはいても驚ければそれでいいと思う。ただ、名探偵が苦悩するまま終わってしまうラストは弱く感じたので、救いなり絶望なりはっきりとした答えがほしかった。タイトルはどういう意図でつけられたのか不明だが、「名探偵に百合を」のほうが真相の伏線になっていいのでは?と思ったり。さすがにやりすぎか?
 非常にしっかりと作られた作品で、どんでん返しの連続をこんなに楽しむことができたのは久しぶりだった。
★★★★(4.5)
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# by mysterylover | 2016-08-30 15:31 | その他著者 | Comments(0)

猫の舌に釘をうて

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 「私は名探偵であり、犯人であり、被害者である」という試みがみられる意欲作だが、特に驚きもなく・・・偽の真相を書いた後で、本当の真相をページの内側に書いておくという仕掛けもなんだかなぁ。
★★(2)
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# by mysterylover | 2016-08-30 15:23 | その他著者 | Comments(0)

精神分析殺人事件

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精神に問題のある子供が犯人と見せかけて精神分析家がその子供に罪をなすりつけようとしていたという真相。正直、で?という感じだった。
★★(2)
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# by mysterylover | 2016-07-16 02:34 | その他著者 | Comments(0)

聖母

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 真琴=男と思わせておいて女という叙述トリックと保奈美の娘=薫ではなく真琴(薫は真琴の娘)という叙述トリックが組み合わされ、ラストでかなりの衝撃を受けた。特に真琴が女性、というのは思ってもみなかった。剣道部の副主将をやっているし(この学校の部活は男女混合なのか?そんなところ今ある?)、女の子から告白されていてそれがよくあることのようだし(真琴は男言葉を使っているけれど女であることを隠しているわけではなさそう。ならば学校にはスカートの制服をはいていっているはず。そんな真琴に告白する女子がそこまでいるだろうか?)といった疑問が残った。
 さらに、保奈美が真琴の罪を隠すため行った隠ぺい工作だが、遺体の性的暴行の跡はどうやってつけたのだろうか?女である保奈美にそれが可能だったとは思えない。
 このようにちょっとミスリードがすぎるのではないか、と思う部分もあったが全体的にはよくできたストーリーだと思うし、「やられた!」という快感も味わうことができたのでよかった。真琴の殺人の動機が、自分のように娘もレイプされてしまうのではないかという恐怖から、保奈美の殺人の動機が、娘の犯罪を隠ぺいするため、というのを考えると「聖母」というタイトルも味わい深い。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2016-06-25 13:47 | その他著者 | Comments(0)

そして誰かいなくなった

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 主人公以外は全員グルで連続殺人は演技だった、という真相は東野圭吾の仮面山荘殺人事件を思い出させて拍子抜け。死体(本当は死んだふり)が冷たかったのも氷で冷やしていたからとか・・・好きな設定のはずなのに話にもあまり入り込めなかった。ただ、タイトルは秀逸だと思う。いなくなった「誰か」とは主人公、とみせかけて実はその父親(「連続殺人」の現場にはいなかった)というのは面白いと思った。
★★★(3.5)
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# by mysterylover | 2016-06-08 00:58 | その他著者 | Comments(0)

女王はかえらない

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 第一部と第二部のエリカ、マキが別人なのはすぐにわかったし、偶然同じ名前の生徒がいるというのはご都合主義だなと思った。が、驚かされたのはここから。第一部での語り手である「ぼく」は第二部の語り手である大崎真琴と同一人物なのだ。「ぼく」という第一人称と「オッサン」というあだ名に騙されてしまうが、彼女は女性。よって彼女の恋愛対象である「メグ」は男性であり、「メグがマキの机にしていたこと」は落書きと思わせておいて抱擁だったのだ。つまり、メグはマキが好きだった。そのことに気付いた真琴はマキを抹殺することにした。クラスの平和のためという嘘の理由で取り繕って。
 最終的に真琴とメグは結婚した。メグは真琴の罪を知っている。だから2人は子供を作らない。女王はもう孵らないのだから。そう考えるとタイトルの意味もより深く感じられなるほどと感嘆してしまう。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2016-05-31 12:27 | その他著者 | Comments(0)

島はぼくらと

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 「幻の原稿」が子供用の演劇の台本だった、というちょっとした驚きポイントがあるくらいで全体的には物足りない印象。やっぱりこの作者にはもっと人間のどろどろや叙述トリックを期待したい。
★★★(3)
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# by mysterylover | 2016-05-31 12:16 | 辻村深月 | Comments(0)

ハローサマー、グッドバイ

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 翻訳された本特有の読みにくさがあって読み終えるのにずいぶんてこずってしまった。
 作中で常に言われている「寒さ」への恐れ。「大凍結」で皆死んでしまうのかと思いきや、仮死状態の「冬眠」で年を取ることもなく乗り切るというどんでん返しを最後に提示する。
★★★(3.5)
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# by mysterylover | 2016-05-03 01:26 | その他著者 | Comments(0)

名前探しの放課後

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 河野の自殺をとめるために協力者になってもらったはずのあすなが実は自殺者だったというどんでん返し。河野のいじめもなにもかもみんなの演技だったというのには驚き。どんだけ演技旨いんだ・・・推薦で大学に入ろうとしている奴がいじめなんてするか?チクられたら一発でアウトじゃん。とは思っていたのだが・・・いつかの言動がちらほら怪しくてこいつが自殺者なのでは?とか全然的外れな事も考えた。
 「僕のメジャースプーン」で登場した人物もたくさん出ておりこれを読んだ後だとより楽しめる作品だと思う。ふみちゃんの本名も明かされてちょっとしたサプライズになっている。秀人が使った条件提示能力が引き起こした事件だ、という説とそうではなくて本当にタイムスリップはあったんだっていう説があるようだが私は後者かな。そのほうが話として面白いし秀人の能力のせいだったなら僕のメジャースプーンを読んでいない読者に対して厳しすぎる作品になってしまうから。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2016-03-29 15:22 | 辻村深月 | Comments(0)


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