読書記録


ミステリーを中心とした読書記録※ネタバレ多数あり
by mysterylover
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メモ帳
※個人的な感想・評価(五つ星)です。
※ネタバレにつながる部分が多数あります。

妖女のねむり

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男女2人ともが相手に生まれ変わりの出会いを感じている、という状況が長く続きこれはどうやっても物理的には説明できないのでは…と心配したところで一気に種明かし。人為的な転生が事細かに説明され納得できた。麻芸の殺害トリックも作者のマジシャンならではの手法が生かされていて面白かった。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2016-11-30 01:01 | 泡坂妻夫 | Comments(0)

金田一少年の事件簿 電脳山荘殺人事件

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 「琢磨」=犯人が女の可能性はもちろん考えたのだが、苗字だとは思わなかった。というか、メンバーのほとんどが名前にも思える珍しい苗字の持ち主というのはちょっと偶然がすぎると思う。とはいえ、琢磨が「アガサ」(と名乗る女性、実は「スペンサー」)と「乱歩」の密会を覗いている描写があったため、完全にアガサのことは嫌疑からはずしてしまっていた。なんともうまい叙述トリックだと思う。
 また、これはほかの方の感想を読んで初めて気づいたのだが(汗)、「ワトソン」=泉をアガサと見せかけているのもうまい。吉行=「ワトソン」と見せかけて「シド」なのも巧妙。
 漫画だと「!?」で描写が終わってしまい、その時金田一が何を考えているのかわからないが、小説だとその都度それがわかるのもよい。おどけた印象の強い金田一だが、実はかなりいろんなことを考えて行動しているのがわかる。
 全体的に見てかなりよくできた作品だと思う。最初に述べた苗字の件はややアンフェアな気もするがそれを差し引いてもかなりの評価に値する。
★★★★(4.5)
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# by mysterylover | 2016-11-29 20:26 | その他著者 | Comments(0)

[映]アムリタ

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 無意識のうちに二見が『アムリタ』によって定本になったのではないか、という真相に気づいていたような気もするのだが(やたら突っ込みが多いなど)やはりそれを実際に明かされたときは衝撃が走った。この小説を読み始めたときには、すでにもう二見は操り人形だったというのだから。そして、この作品を読んだ後に同作者の「パーフェクトフレンド」を読んだらもっとずっと楽しめただろうにと思うと悔しくて仕方ない。最原最早は「パーフェクトフレンド」において母親になっており(相手は二見!?結婚したのか!?)、彼女なら不思議な蛍の存在も作り出してしまえることをこの作品を読んだ後ならわかっているのだから。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2016-11-05 19:01 | その他著者 | Comments(0)

パーフェクトフレンド

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これ先に同作者の「アムリタ」を読んでいないとダメなやつだった(汗)まさかさなかがあの人の娘だったなんてー!だったらあのトリックも成り立つー!みたいのが一切わからなくて失敗した。とはいえ小学生同士のポップな会話が楽しく、友達方程式なるものも面白かった。友達が生き返るという魔法の謎解きはあまりにも大掛かりで唖然としたが、これはアムリタを読んでいれば納得できる内容のようなので…
★★★(3.5)
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# by mysterylover | 2016-10-25 20:20 | その他著者 | Comments(0)

ダイナマイト円舞曲

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自分が生まれるよりも前に書かれた作品なのにかなり読みやすくテンポもよかった。クレマンティーヌを亡き者にしようとしているのがその旦那と見せかけて実は…というどんでん返しはややインパクト不足だったが読めてよかったとは思う。
★★★(3.5)
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# by mysterylover | 2016-10-25 20:13 | その他著者 | Comments(0)

名探偵に薔薇を

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 第2部で語り手が変わったため、第1部の語り手が怪しいと思っていたらやっぱり!・・・と思わせておいてのさらなるどんでん返し。事件は名探偵を呼ぶために作られた、という真相は解説同様、他で使われてはいても驚ければそれでいいと思う。ただ、名探偵が苦悩するまま終わってしまうラストは弱く感じたので、救いなり絶望なりはっきりとした答えがほしかった。タイトルはどういう意図でつけられたのか不明だが、「名探偵に百合を」のほうが真相の伏線になっていいのでは?と思ったり。さすがにやりすぎか?
 非常にしっかりと作られた作品で、どんでん返しの連続をこんなに楽しむことができたのは久しぶりだった。
★★★★(4.5)
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# by mysterylover | 2016-08-30 15:31 | その他著者 | Comments(0)

猫の舌に釘をうて

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 「私は名探偵であり、犯人であり、被害者である」という試みがみられる意欲作だが、特に驚きもなく・・・偽の真相を書いた後で、本当の真相をページの内側に書いておくという仕掛けもなんだかなぁ。
★★(2)
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# by mysterylover | 2016-08-30 15:23 | その他著者 | Comments(0)

精神分析殺人事件

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精神に問題のある子供が犯人と見せかけて精神分析家がその子供に罪をなすりつけようとしていたという真相。正直、で?という感じだった。
★★(2)
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# by mysterylover | 2016-07-16 02:34 | その他著者 | Comments(0)

聖母

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 真琴=男と思わせておいて女という叙述トリックと保奈美の娘=薫ではなく真琴(薫は真琴の娘)という叙述トリックが組み合わされ、ラストでかなりの衝撃を受けた。特に真琴が女性、というのは思ってもみなかった。剣道部の副主将をやっているし(この学校の部活は男女混合なのか?そんなところ今ある?)、女の子から告白されていてそれがよくあることのようだし(真琴は男言葉を使っているけれど女であることを隠しているわけではなさそう。ならば学校にはスカートの制服をはいていっているはず。そんな真琴に告白する女子がそこまでいるだろうか?)といった疑問が残った。
 さらに、保奈美が真琴の罪を隠すため行った隠ぺい工作だが、遺体の性的暴行の跡はどうやってつけたのだろうか?女である保奈美にそれが可能だったとは思えない。
 このようにちょっとミスリードがすぎるのではないか、と思う部分もあったが全体的にはよくできたストーリーだと思うし、「やられた!」という快感も味わうことができたのでよかった。真琴の殺人の動機が、自分のように娘もレイプされてしまうのではないかという恐怖から、保奈美の殺人の動機が、娘の犯罪を隠ぺいするため、というのを考えると「聖母」というタイトルも味わい深い。
★★★★(4)
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# by mysterylover | 2016-06-25 13:47 | その他著者 | Comments(0)


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